収益不動産の買取はどうか

収益不動産の買取はどうか

収益不動産を買い取るにしても買い取られるにしても、
どちらにしても知っておいた方がいい知識はいくつかあります。
それらを考えてしっかり行動していきましょう。

 

そもそも売却と買取の違いとは?
「買取」ってあまりよく聞く言葉ではないですよね。
不動産売買や売却という言葉はよく耳にしますが、この二つの違いってなんなのでしょう。
売却というのは文字通り不動産屋(仲介会社)さんを通して買い手を見つけ売ることです。
これが基本的には一般的です。

買取は不動産屋さん(買取専門会社)に買取をしてもらいます。
買取会社さんに依頼すると意外と早く売れたりします。

しかし、大きな落とし穴もあります。

ここは重要なのでしっかり考え検討の材料にしてください。

え!?こんな値段、買取会社のメリット・デメリット
確かに買取会社に依頼するというのは非常に迅速に動いてくれてすぐに現金化できます。
いろんな諸事情から少しでも早く現金化したいのであれば迷わず買い取ってもらうべきでしょう。

しかし、同時にデメリットも存在します。

収益不動産として売る側からすれば正直頼りたくはないでしょう。
というのも、買取会社は基本、転売目的で買取査定を行います。
そしていろんな方向性で物事を考え、いかに高く次のオーナーさんに売ろうかと模索しながら査定を行います。

そうなってくると、物件によりけりですが改築費はいくらかかるか、
リノベーションするならいくらかかるか、
それまでの維持費は~と考えて会社自体がそれで利益が出ることを前提に話(金額)を進めてきます。

収益不動産の買取はどうか
そうなってくると明らかに金額が低いのです。

買取はしてくれるし素早く現金化できる、しかし金額は低い…
これが判断するのに難しいところではあります。

順番としては~
まずは不動産仲介会社に依頼して買い手を見つけましょう。
時間はかかる可能性はありますが、堅実にある程度の自分の売りたい金額で売れる可能性が高いです。
ずっと買い手が見つかるまで待てる人なら良いですがそうでない人は買取会社に依頼しましょう。

通常なら売れにくい物件を買い取ってくれる事もありますし、
何よりも「売れないから」とずっと物件を寝かせておいても
年月とともにその物件の価値が下がっていくだけです。

不動産の事で周囲に相談できる方がいればしっかり相談して売るタイミングを考えておきましょう。
買取会社に依頼する時は最終手段だと覚えておきましょう!