繰り上げ返済は考えもの
メリットと言えば、当然支払がなくなり月々の負担が楽になります。
これだけなんです。
これだけの為に繰り上げ返済するのですか?
当然しない方がいいです。
お金関係に詳しいご職業の方たちは必ずといっていいほど口を揃えて言います。
ローンは組んだままの方がいいよ!と。
繰り上げ返済!?しないよそんなこと!って。
その理由も気になるところですが、
ではなぜお金に詳しい人たちは繰り上げ返済しないのでしょうか?
繰り上げ返済をしない理由
繰り上げ返済をするという事は当然現金を持っているわけですが、
不動産投資をしているという事は当然何件も物件を持っている方もいるでしょう。
それに入居者の方も当然いますよね。
そんな状況下の中でその賃貸物件に何かしらのデメリットが起きてしまった場合、
対応はどうしますか?急な出来事で早急に改善しなければいけないのに、お金がない!
では、いけませんよね。
こういった出来事が起きた際にすぐに対応できないオーナーさんは
当然入居者の方からクレームが来ることになります。
そのクレームが頻繁に起こることにより、退去者が増えたりすると、
それはもう本当に悲惨なことになります。
賃貸物件において空室になるというのは一番最悪な状況です。
このように現金は持っておくにこしたことはないのです。
現金があるといろいろ有利になる。
新しい不動産を買おうとしているときに、何が一番重要かご存知ですか?
一番いいのは、ローンもなくて現金はいっぱいあって、
むしろ現金で物件を買います!
なんて事が一番望ましいでしょう。
しかしそう易々と何千万、何億というお金は出せませんよね。
そうなったときにやはりローンを組まなければいけなくなるのですが、
このローンを組む際にどれだけ現金を持っているかが非常に重要になってくるのです。
頭金にどれだけ入れられるかによっても大きく変わってきます。
金利に関しても1億円の不動産を買うに当たり頭金1000万円を入れるか入れないかでも変わってきますし、
更にそこから金利がたった1%違うだけでも年間100万円前後は損をする計算になります。
不動産投資において繰り上げ返済はオススメしません。
これをして損をするのは返済した本人だけです。
これだけはよく覚えておきましょう!