収益不動産　戸建てを賃貸にするか？それとも売る？

まず決めなければいけないのが、売るのか貸すのかです。
しかし、収益不動産の場合ローンが残っていることが多いので、
売却した金額でローンを完済できるのかがどちらにするかの条件の一つになりますね。

残ってしまえば当然完済できませんので売ることができないですしね。

となると、残りは貸す選択肢しか残っていないわけですが、
戸建を貸すという事はどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

戸建を賃貸に出すメリット・デメリット
賃貸に貸すメリットと言えばやはり、利益が出るというところでしょう。

また、人がちゃんと住んでいるという事で家自体や部屋の風化を防ぐという役割もあります。
人が住んでいない家というのはすぐに古くなりやすく傷みやすいです。
デメリットとしては当然賃貸になるので管理人業務が増えてしまいます。

最初の入居者との契約にもよりますが大抵の故意・過失のない修繕費はオーナーが出さなければいけませんし、
部屋の清掃やその他大規模消耗品（給湯器やトイレ、浴槽など）の維持費などが当然かかってきますね。

売りに出すことができればこんな面倒なことはしなくていいのですが。
ただ、ある程度の年月は賃料をとって利回りをよくすることも一つの選択肢ではありますね。

今更！？貸せない事もある事を忘れずに
ここまで説明してきておいて今更ですが、文頭でローンの残債が残っていると売れないと言いました。
これは、登記を移すことができないからです。

と、なると賃貸も貸せない可能性は出てきますね。

銀行の契約書を見直してもらえればいいのですが、
契約上ローン支払い中は融資（住宅ローンの場合）を受けたものが住むという決まりになっているはずです。
まぁそうそうばれることもないですし、金融機関によっては黙認しているところもあります。

家族や親せき程度に貸す分にはわからないのでしょうが、
立派な収益不動産として賃貸に出そうとしている状態でローンが残っている場合は
その点も気を付けておきましょうね！

ただし、事業として融資をしてもらっている場合はその限りではありません。

今回はあくまでも収益不動産の戸建なので、事業融資なら賃貸として貸すことも問題ないでしょう。

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